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【お悩み】YouTuberになりたくて学校を休んで撮影してますが間違ってると上から説教され困ってます。

“上から”というのがまた闇が深そうな話題です。

このタイトルの相談者は中学二年でYouTuber歴は半年、チャンネル登録者数が980人、1本の再生回数は平均3000回ぐらいだそうです。友人や親から『道を間違ってる』と言われるそうです。本人は、『自分達は世界に目を向ける時間がないからって嫉妬してるのでは?』と思うそうです。

YouTube事情に詳しい匿名希望さん

ユーチューバーは毎年小中学生の『なりたい職業No.10』入りの常連ですからね。知られてないだけで日本の自宅にはこのような不登校の子供がたくさんいても別におかしくありません。

この記事から分かること
  • YouTubeアメリカンドリームは『買えば当たる』宝くじではない
  • チャンネル登録者数は100人でも全体の2割。そのほとんどはプロ並み
  • 求められる一番の才能は動画投稿を続けられる資質と環境
  • 有名人コラボや広告前提のため、だらしない人はまずNG
  • YouTubeは営利企業。成功に、『自分しかできない』というプライドは不要
  • 周りがアンチYouTuberばかりだと失敗に終わる
  • 再生回数が少ないと収益は駄菓子代程度。受験会場で恥をかく

YouTubeはすでにサービススタートから20年以上という歴史を持つ老舗プラットホームだそうです。

伝統に憧れを持つのは誰もが通る道です。匿名希望さん、YouTuberに憧れを持つ子供たちは、そうした過程のひとつと考えられますか?

匿名希望

そうですね、ゼロではないと思いますよ。単に伝統だけでなく、アメリカという大国の遠い文化に好奇心や畏敬の念を抱く子供も一定数います。自覚はしていなくても、YouTubeやGoogleを利用しながら感じ取っている可能性は大いにありますね。

YouTubeと言えばアメリカンドリームですが、まさにそうした時代感覚が脈々と受け継がれているのだなと感じます。タイトルのYouTuberさんに向けてメッセージはありますか?

アメリカンドリームはくじ引きではなく選ばれている

匿名希望

はい。YouTubeは日本で一番有名なアメリカンドリームだと思います。実はアメリカンドリームはギャンブルや賭けだと思ってる人が多くいますが違うんです。日本よりも厳しい価値基準やYouTuberとしてやっていくための生活の調整という覚悟が必要です。

メッセージですか…収益化まではもうすぐですが、個人的に本業にはしないほうがいいペースなのかなとは感じますね。

メッセージありがとうございました。本業はやめたほうがいいことについて詳しく知りたいですが、その前にアメリカンドリームは『買えば当たる』という宝くじのような仕組みのギャンブルかと思っていました。

YouTube『続けてれば伸びる』系のノウハウの真相

検索してみると『YouTubeは続けていればチャンネル登録者が増え続け、いつか必ず当たります。』というノウハウであふれています。匿名希望さんの理論では自分の生活の範囲で続けていてもYouTuberとして成立しないということになります。

USA(イラストACより)
匿名希望

残念ながらそれはスタートラインがもともと強かった人の話ですね。YouTubeの中を知らないと簡単にチャンネル登録者数が1000人ぐらいいくというイメージがありますが、実際には100人でも上位2割です。ほとんどは0人のままだったり、再生回数も10回以下で止まるのが実情です。プライバシーを維持しながら顔出しなしで成功する人もいますが、こちらは企画力や編集、ナレーション等がプロ並みです。このようなチャンネルと並び、失敗したら削除して再戦するチャンネルも多いですが次も成功する可能性は低いです。

成功にはコラボや広告収入前提で逆算して調整しておく必要がある

多くはチャンネル登録者数や再生回数が一桁や二桁で止まってしまうんですね。そんなに過酷な世界だとは知りませんでした。内容を変えてやり直しても同じなんですか?

匿名希望

趣味としての投稿ではなく、アメリカンドリームを掴みたいと思ったら同じ結果だと思いますね…。タイトルの中学二年さんにも言えますけど。世界の文化にも分け隔てなく通ずる容姿などを持っていたり、芸能を目指してレッスンを受けていてとりあえず一般人とは違うとか、あるいは個性が強いなどのエンターテイメント性だけではなく、ずっとチャンネルを続けていける資質や環境も必要です。チャンネル登録者が数千万人という規模のチャンネルは当然自国以外にもファンが多数いますが、有名人とのコラボもあり企業広告もつきます。それを知った上で自分や家族に置き換えたらどうでしょうか。まず『こいつは仕事としての覚悟を絶対持ってないだろう』が素直な気持ちです。

“なんとなく”という気持ちでYouTubeチャンネルをはじめても、有名人コラボや広告がつく可能性は全くないことがわかりました。

“誰も真似できない”は視聴者も企業も供給が止まるリスクがある

自薦だと数千万人規模に耐えるのは厳しそうですが、人から『やってみたら?』と言うようにすすめられてというなら出来そうな気がしますが、”YouTubeをすることをすすめる知人がいる”という世界線のハードルがまず高いですね。やはり仰せの通り少なからず環境運要素を感じます。

匿名希望

そうですよね。YouTuberは私生活のどこかしらが必ず売り物となりますからYouTuberをすすめる人はあまりいません。子供の成長も実際にはただ誰かの暇を潰すための都合の良い道具になります。しかし才能や突出した容姿などが本当にあれば難なく人のために役立たせることができます。少しでも生身を切り売りする感覚があるときにはやめたほうが無難ですね。そもそもYouTubeは他の誰かでは再現が難しいものでは当たらない仕組みなんです。

成功者の真似が近道。プライドは不要

最後は続けられるかどうかがYouTuberとしての資質なんですね。実際には情報をシェアしてる感覚で、『子供がかわいそう』とか『ひどい親』みたいな事はないとわかり少し安心しました。先ほどYouTubeは代わりがないものは当たらないと言われていましたが、これはどういう解釈でしょうか。

匿名希望

子供は成長するので発達により状況が変わり放置になったり削除されるチャンネルも多くあります。その見極めを誤ると規約違反や望まれないコンテンツになる可能性は当然あります。

質問にお答えしますね。YouTubeは営利企業なので利益のあるものを推奨します。自分にしかできないことをすると需要はあってもリスキー側となります。例えば船に乗って漂流しながら釣り旅をするとかですね。その人が事故にあっていなくなってしまったらおしまいなのでYouTube側への利益はそこで途絶えてしまいます。なので基本的にはそこまでしなくてもウィンウィンなら誰かの真似でもいいんです。そもそもYouTubeは20年経ちすでにASMR など人気コンテンツの第一人者が誰かなのかなんてわかりません。YouTubeで成功するのにプライドはいりません。

YouTubeはそのような仕組みだったんですね。オリジナリティーに富み、誰も真似できないことがアメリカンドリームを掴む秘訣だと思っておりました。ところが実際はあくまで人気コンテンツも忠実に企業の理念のもとに成り立っていたのですね。とは言え『真似』で人気になるのは知り合いに見られると何となく嫌です。

ただの底辺視聴者になると失敗する

匿名希望

それも環境のひとつです。真似してるのをからかってくるとか、最悪なのはYouTuberをバカにするとか誹謗中傷してるとか、エロい目線で見てるとかそのような知り合いがたくさんいるのはYouTubeクリエイターを続ける上で運の尽きです。ただの視聴者になりたくないなら引っ越したほうがいいです。そうした意味で中学二年などの早い時期に成功するのは一握りの変わり者ぐらいですね。そう考えるとYouTuberがどのようなタイプか自ずとわかるはずです。

前半、YouTubeではチャンネル登録者数100人でもすごいと言う話だったので『980人』というのはだいぶ健闘してると思います。

反面、数千万人規模のアメリカンドリームという視点では不可能に近いか、かなり大変になるということですね。

じゅうぶんな収益には莫大な数字が必要

ちなみに収益化達成すると働かなくても収入が得られると聞きます。日本人の感性からするとすでに成功だと思うんですが…。

匿名希望

そのようなシステムには憧れますよね。ただ収益ライン1000人でも再生回数が少ないと駄菓子代やおこづかい程度だと言われています。ショートは人気でも本編動画が再生されてないチャンネルも少なくありません。ショート動画の収入も少ないと言われています。ただ周りと差別化されたという実感は得られます。いつまでも収益化できなかったり消えるチャンネルが当たり前ですから。まあ、ただそれだけですけどね。僕はあえて好奇の目で見られたいという欲望はないのでチャンネル登録者数が数万人程度で並みの再生回数なら多分続けません。980人なら一年後の受験会場で恥ずかしいので即やめますね。

YouTuberは憧れだけではない。それでもYouTubeが良い理由

『それなら働いたほうが楽だし稼げる』というのは贅沢な話で、不登校が増えてる昨今はYouTuberは憧れ以上のものになってると思います。

なにもしないことがもっとも良くないので、チャレンジしてみるのは素晴らしいことだと思います。ただ確かに受験などのとき学校や周りからどう思われるかなどその辺までリサーチしておくと安心ですね。

匿名希望さん、YouTuberについてたくさんお話を聞かせてくれてありがとうございました。

この記事のまとめ

YouTubeで成功するにははじめからコラボや広告前提で成功させるための高好感度でクリーンな資質が必要であり、更に生活をYouTuberとして生計を立てるために調整しなおす覚悟が必要だとわかりました。また、収益化されても数字が低いままだと生活費にはならないこともよくあるようです。

YouTuberは周りからの理解が不可欠であり、中学二年ではまだ落ち着いて動画投稿できる環境が整いにくいことから、ここでは学校を休んでまで撮影をすることはオススメされないという結論になりました。とは言え収益化達成まであと少しですから応援しています。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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はじめまして。私は不登校訪問支援カウンセラーとして活動する山本です。ホットチョコレートオンラインは医療や福祉とは異なる立場から専門的でありながらも構えずに相談できる話し相手として、オンラインカウンセリングと訪問支援サポートを行っています。お気軽にお問い合わせください。