不登校には明確に年間30日以上欠席という定義があるものの、家庭内ではもっと早くから『うちのこはこのまま不登校になるのでは?』と家族が焦りを感じ始めています。そうした辛い状況に置かれた際に極力避けたい保護者の行動をこの項では記していきます。
- 感情的になって子供に対して主張する
- ほかの兄弟などに不登校を相談する
- 学校や先生のことを放置する
- 子供を責める。詰ったり侮辱する
- 完全に見放したり、あるいは楽観視する
- 気分転換に娯楽などに誘う

これはいけないんですか?中にはよかれと思って親がやってしまうこともあります。
感情的に子供に対して親が主張する
子供の問題に対して、親が自分の気持ちを子供にぶつけることは根本的におかしいことです。まずはお子さまの気持ちを聞いてあげることが優先です。
何も言わない前から親が『私はこう思う』『不登校は良くないと思う』などといわれ続けると、お子さまはそれ以上コミュニケーションが取れません。話が進まなくてもどかしくても、大切な場面ですので焦らず子供のペースに合わせましょう。
一見道理の通らない不登校という状況に対して、親が感情的に自分の思いを主張することは決して人として間違ったことではなく、極めて自然で当たり前のことです。しかし不登校という特殊な状況の前で、親の正しい姿勢や正論はほとんど伝わりません。
親がほかの兄弟などに不登校を相談する
兄弟に人の不登校の悩みを聞く義理はありません。
不登校は専門的な介入が必要な根深い問題であり、親が身勝手に家族内に問題を広げていくことは、単に今自分が楽になりたいためだけで解決にならないばかりか、二次的に不登校のお子さまの心を傷つける結果になります。
子供が不登校になった時はまずは学校や外部の機関へご相談ください。
学校や先生のことを放置する
子供が不登校になると、親は世間体などから恥ずかしい気持ちや自分がつらい気持ちだけにとらわれてしまい、学校から話が脱線し続けてしまうことがよくあります。
不登校とは学校と本人の問題であるという原点を忘れないようにすることが、不登校をいたずらに長引かせないために大切になります。
子供を責める。詰ったり侮辱する
子供に対して自分の気持ちを主張するということとはまた違い、子供のここが悪いとか、こういうところが学校でウケないからやっていけないのではないかなど全く的外れなことを本人に言い続けたりと、いじめ的なことをあえてすることは親としてはもちろん人としても推奨されていません。
そんな人いるわけないと感じられるかもしれませんが、意外といるようです。このようなやり取りは最終的には道を踏み外しやすくなり、一般的な解決方法では難しくなります。
不登校は深刻でありながら、それ自体は命を落とすものではありません。身も蓋もないですが周りが不必要に躍起になりそこまでのことをしなくても通常は時間がきたら解決するものでもあるのです。
完全に見放したり、逆に楽観視する
不登校が専門的な問題であるとは案外知られていません。そうした親が相談先につながらずに子供をそのまま見放したりすることがよくあります。
すでにしっかりしてるし大人だから大丈夫だと思ったと考える人もいるのですが、法律でも不登校の生徒や児童は未成年なので見放すことはできません。
また、『いつかはまた気を取り直して学校に行くようになるだろう』という楽観視もほとんど意味をなしません。学校に行ける人は何が起きてもいくし、簡単にいけるものなのです。まず不登校とそうでない子供はそこに大きな隔たりがあります。
不登校からは自然に再登校という形にはほとんどならないことは珍しくありません。
気分転換に娯楽などに誘う
不登校の子供は気分転換にすでに休んでいるので、娯楽に誘う必要は全くありません。
親や周囲のひとがよかれと思ってしたことでも、断りきれなかったりして子供には負担が掛かってることがあります。
また、ただ学校を休んだという事実が、結果的には休んでまで娯楽をした、連れてきてもらい迷惑をかけたという本人にはつらくマイナスの体験として残ってしまうこともあります。
義務教育にしても高校にしても、籍があるうちは学校は行かないとならないものなので、少なくともみんなが授業をしてる時間に外に連れていくのは控えてください。
この記事のまとめ
どれも当たり前のことでありながら、当事者になると当たり前のことが当たり前にできなくなるものです。それだけ不登校は本人はもちろん家族にも大きな負担が掛かっています。
そうした中でも、我をわすれてしまうのではなく、適切な距離を保ちながら不登校と向き合うことが、同時に家族の絆をまもるために大切になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。













漠然としつつもなにかがおかしいとハッキリ感じるとき心が張り裂けそうなぐらい辛いです。